貿易は本当に儲かるのか!? 輸入ビジネスで起業するための必勝パターンを徹底分析

貿易は本当に儲かるのか?この問いに対する正しい答えは、私達の周りを見渡せば一目瞭然です。石油、ガス、食料品、衣類、スマホ、PC… これらの多くは輸入品です。これだけ貿易が盛んで、多くの企業が参入している輸入ビジネスですから、答えは自ずと見えてきます。そこで今回は、儲かる輸入ビジネスで起業するための必勝パターンについて徹底分析をしていきます。

輸入ビジネスが本当に儲かるかは「やり方」次第

輸入ビジネスが儲かるって本当? いや、輸入ビジネスは本当は儲からない! 特に昨今の大幅な円安や値上によって、さらに関心が高まって、この輸入ビジネスが「儲かる」どうかの議論をよく見かけるようになりました。実際のところ、どっちなんでしょう?そして、そもそも「儲かる」か「儲からない」かの違いって何なのでしょうね。

20年間輸入ビジネスに携わってきた私の答えとしては、ハッキリ言って儲かるか儲からないかは賭けではないため、「不毛な議論」この一言につきます。勿論、「儲かる」方が良いに決まってますが、輸入ビジネスが儲かるかどうかは全てやり方次第なのです。要は、儲けるために最初からどういう仕組みを作っているかが重要なポイントとなります。

本当に儲かる輸入ビジネスの仕組み

今回は私の経験を少し紹介させて頂きますね。

実は、私の輸入ビジネスのキャリアは社員10数名の田舎の小さな貿易会社から始まりました。一応、留学経験があって、少し英語が話せるという理由だけで、ビジネスのことや、まして貿易のことなど何も知らない新入社員の私がいきなり海外取引先との窓口担当となり、交渉の現場に放り込まれ重責を担うことになる、そんな有り得ないことが普通に起こってしまうくらい小規模な会社でした。

当時、その会社は台湾、中国、韓国からダンベルやバーベル、室内バイク、ルームウォーカー、トレーニングベンチ等のアスレチック器具を日本に輸入し、国内の卸問屋を経由して全国展開している大手量販店に卸したり、東急ハンズや西武ロフト等の全国の小売店舗と直接取引をしていました。

まだインターネットやEメールが普及していなかった当時、片田舎の小さな会社が全国で商品を販売できる販売網を持っていることは非常に稀でした。

ちょっと想像してみて下さいね。今から約25年前、情報網や流通ネットワークも今とは比べものにならないほど整っていない、主なOA機器はパソコンではなく、ワープロとかろうじてFAX、当然スキャン機能なんてものはありません。そんな時代に、社員10数名の会社が輸入する商品が全国の量販店や小売店舗で販売されていたんです。

しかも、専任の営業担当はいませんでした。新卒で、ビジネスの知識も経験もなにも身に付けていない私が、とりあえず海外担当 兼東急ハンズの営業担当になるくらいですから(笑) 隣の席の先輩(といっても、1~2歳年上の女性)は、商品企画開発 兼大手量販店の営業担当という、もう何でもアリ状態です。それでも、ろくに営業人員もいないような社員10数名の会社が、全国に販売網を持つって、まさに奇跡!? 笑

ものすごく営業効率が良いですよね。これってなぜだと思いますか?

 

スモールビジネスが全国展開するための仕組み

社員10数名の小さな会社が、全国に販売網を持てたのには幾つかの理由があります。

実は、私が働いていたその小さな会社と、あるブランド名を冠した商品を製造する海外メーカーの社長が友人関係にあり、日本では他の会社には販売しないという約束がされていました。いわゆる「独占販売権」が与えられていたのです。そうなると、あるブランド名を冠した製品を日本国内で扱えるのは、唯一その小さな会社のみでした。これって最強ですよね。他に同じ商品を扱う会社が存在しないワケですから。そして、そのブランドの日本国内における輸入総発売元となります。

ちなみに、あるブランド名を冠した商品は、当時としてはとても珍しい女性向けのカラフルなダンベルでした。さらに女性の手に優しい、肌触りの良いポリウレタン素材でダンベル全体がカバーされていて、5色から選ぶことができました。

 

それまでダンベルは筋トレをする男性向け商品であったため、市場で売られていたのは鉄素材が剥き出しの単なる鉄アレイ。お洒落さの欠片もありません。つまり、今まで市場には存在しなかった「目新しい商品」であったため、その商品を取扱いたい全国の店舗から引き合いが殺到したのです。

さらにさらに、何度も言いますが日本国内でその商品を輸入できるのは、私が働くその小さな会社のみ。そして、販売価格を自社で自由に決めることができたため高い利益率が確保できていました。つまり、しのぎを削るような価格競争とは無縁でした。万一、類似品が市場に出回ったとしても「ブランド名」が冠してある上、カラフルな女性向けダンベルの先駆けとして他社よりも早く市場で認知されていたため、とても優位なポジションが獲得できていました。

これが儲からない輸入ビジネスだと思いますか?むしろ、めちゃくちゃ儲かりますよね。

 

儲かる輸入ビジネスの必勝パターン

スモールビジネスが全国展開できた背景について、私の経験を基にここまでお話をしてきました。そして、私は自分の経験から儲かる輸入ビジネスにするためには、ある種の必勝パターン、つまり決まった「やり方」があることに気が付きました。

そこで、私の1stキャリアである小さな会社の成功要因3つを整理して、あらためてお伝えしたいと思います。

① 独占販売権

輸入ビジネスにおいて日本国内の独占販売権を取得する。独占販売権が取得できると、他に同じ商品を取扱う会社を排除することができ、日本国内の総輸入発売元という唯一無二のポジションを築くことができます。国内でその商品を取扱えるのは自社だけとなるため、必ず自社を経由して商品が国内で流通することになります。

② 目新しい商品

目新しい商品とは、日本未発売、日本未上陸など今までにない商品。もしくは、先述のダンベルのように、もともと市場には存在していたけど、新しいターゲット層に向けて再定義したり、新しいコンセプトや切り口でアップデートした商品なども目新しいと言えます。

③ ブランド名/オリジナル性

他社商品や類似商品と差別化するには、商品にブランド名を冠したり、スペックや機能、デザイン面において他社が真似できない圧倒的なオリジナル性を打ち出す必要があります。もしくは、意匠権や特許権、商標権などの権利で保護されていれば販売展開がやりやすくなります。

成功要因3つが揃った必勝パターン

この3つの成功要因が揃うと、自分で値決めをすることができます。自分で値決め(価格設定)をすることができるって、どういうことか想像できますか?自分の取り分(利益)を自分で決める、つまり利益率を自由自在にコントロールすることができると言うことです。

例えば、一般的には輸入ビジネスにおいて円安は圧倒的に不利になります。なぜ不利かというと、仕入値が高くなるため利益を圧迫するからですね。しかも、他社が同じ商品を扱っていれば自分だけ値上げすることはできません。途端に売れなくなりますから。それ故に、たとえ利益率が下がったとしても、グッと我慢&消耗戦に巻き込まれることになります。

ところが、自分で価格設定ができる主導権を握っていたらどうでしょうか? 大幅な円安になった場合、他に同じ商品を扱う競合他社がいなければ、最終的には販売価格を調整することで利益率をキープするなど、色々と対策したり手を打つことができます。

 

輸入ビジネスが儲かる必勝パターンのまとめ

成功要因3つの条件を揃えた輸入商品で、自分で価格設定ができるという必勝パターン、つまり「やり方」が実現できるかどうかで、輸入ビジネスが儲かるかどうかの分かれ道となります。

成功要因3つの条件を揃えた輸入商品が発掘できれば、輸入ビジネスで大きく失敗することはあまり考えられませんよね。逆に、最初の入口から「やり方」を間違えてしまうと取り返しがつかなくなる恐れがあります。ちょっとドキドキしませんか?上手く必勝パターンが掴めれば天国行きですが、やり方を間違えると地獄への扉を開けるみたいな(笑)

 

儲かる輸入ビジネスに必要なモノ

輸入ビジネスがモノが介在する物販である以上、輸入ビジネスに絶対必要なモノは「商品」です。ちなみに私は、輸入ビジネスにおける商品探しは、未知の世界に宝物を探しに行くトレジャーハンティングにとてもよく似ているなと思っています。そして、宝探しを成功させるのに絶対に必要なモノってありますよね?

それは、ズバリ宝の地図道先案内人(ガイド)です!

 

 

特にこれから起業や新規事業の立ち上げといった未知の世界へ挑戦するのに、何の知識や情報も持たずに丸腰で飛び出すのは、ある意味自殺行為とも言えます。そして、サバイバルでは道先案内人(ガイド)の協力が絶対に必要です!宝探しではなく、登山ですら現地ガイドが帯同しますしね。それくらい、その道を知る人の支えは重要です。

 

そこで、輸入ビジネスを始めてみたいけど、何から始めたら良いか分からない、全体像を詳しく知りたいという方はこちらのマニュアルをダウンロードすることをお勧めします。私のこれまで20年間に渡る海外ビジネスキャリアの中で蓄積した『高収益』な輸入ビジネスを実現するためのノウハウを徹底解説しています。

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